広がる世界

数年前、友人に誘われて、初めて舞台を見に行った。
以前から見に行きたいとは思いつつも、初めてのことに飛び込むきっかけをつかめずにいたのだ。
誘ってもらったことにより、新しい世界を知ることができた。

私は映画が好きでよく見に行く。
その世界観が好きだ。当たり前のことだが、舞台は映画と全く違う。
そしてその雰囲気も一瞬にして好きになった。

目の前でお芝居が始まると、グイグイと引き込まれ、声をあげて笑ったりもした。
全身で楽しめて、席に座っているのに、自分も舞台で同じように立っているような感覚にもなった。

生の演技がここまで胸に突き刺さり、楽しいものだということを体中で感じた。
それからその劇団の公演はもちろんのこと、面白そうと思った舞台にでかけるようになった。
友人に誘われたことによって広がった世界。

これからも大切にしていきたい。
もっと世界を広げるには、やはり海外での生活を体験することだろう。
海外旅行は経験が無く、むしろ興味はあったのだが、いろいろと理由をつけては行動に移せなかった。

しかし、今度は理由を作らずに、実行に移すことに全力を注いでいる。
目指すは最も賑やかな都市ともいわれているラスベガスだ。
ショービジネスの最高峰の舞台を覗き、ちょっと一息としてはカジノを体験してみるつもりだ。

同行人はすでにカジノの経験のある知人を伴うことで、安全に過ごすこともある程度は保証される。

ツアー

その土から巨大な豆蔓が伸び裏と表を貫いては大変だと、ガラスでできた報復の言葉は全速力で再生産され、いのちの言葉を踏みにじり隙間なく埋め尽くす。
報復の言葉で覆われた地面は破壊への滑走路。

刺さったガラスを少しだけ動かして、土の上のいのちの言葉を聞き、小さないのちの芽を育てるかどうかは、一人一人のにんげんに委ねられている。
メビウスの輪の半分が滑走路で固まったとき、重さで地軸がずれ、はずみで撓んだ輪が、上にあるものすべてを振り落とすかどうかも、輪の真中にいるにんげんたちに委ねられている

こんな、難解な本を渡されても時間はなかなか潰れなかった、ラスベガスへの飛行機の旅路。
大体、とこからこんな本を探してきたのか不思議なのですが、面白くないので捨てることにします。

さて、今、私たちは新婚旅行の思い出にひたっているわけですが、海外は初体験ということもあって、落ち着くことが一番の課題でした。
現地に到着する前に疲れ果ててしまったのは、とんだご愛嬌ということで、目的であるショービジネスのメッカに足を運んできました。

テレビでしか見たことの無い風景が、目の前に現れた感動は、もう忘れられないですね。
帯同してくれた現地のツアーコンダクターも日本語には慣れていて、非常に楽しめたのです。
もともと何年か日本に滞在していたそうで、マニアックなほど、日本事情に詳しい方でしたね。

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