住みたい町の共通点

「どんなところに住んでみたいですか?」と聞くと、多い答えとして「交通の便が良い」「街並みや雰囲気」など、生活に便利なこと、安らげることなどが挙げられます。

やはり、仕事で疲れている時は早く自宅に帰りたい、休みの日は充実したいと望む人が多いのかもしれません。
ただ、安らぎたいという意見とは反して、上位に挙がっている町のほとんどが“都会”と言われているところです。

交通の便はとても良く、周りにレジャー施設やショッピングなど楽しめるところが多いので、誰もが憧れる場所かもしれません。
また、全く別の理由で「近所付き合いがいい」「安全」という理由で人気が出ているところもあります。

「近所付き合いがいい」ところは「安全である」と言っても過言ではないでしょう。
やはり、一軒家が立ち並んでいる町は、近所付き合いも大切になってくるのでしょう。

自分のニーズに合った町を選ぶことはとても重要です。
一度引っ越したら、そう簡単に次々と引っ越せることでもないため、メリット・デメリットを両方受け止めることができる場所を選ぶといいでしょう。

住めば都と言いますが、治安や近隣住民との関係によっては、潔く引っ越すことも考えなくてはならないでしょう。
が、持家の人は辛抱して住まなければならないというリスクが発生するのは、人生で大きく左右しますから、慎重になりますよね。

座右の銘は「住めば都」

畳のある部屋への限りない愛

私はとにかく畳が好きだ。
昔から畳のある家に住んでいたし、祖父母の家も、祖父母の田舎の家もみんな畳があった。
畳のない家があるなんて信じられなかった。
もちろん、一人暮らしの家やワンルームには畳のないところも多かろうと思う。

けれども一軒家になると、大抵の場合は畳の和室があるものだ。
それが、どうやら最近の家はそうでもないらしいということを風の噂で聞いたのだ。
畳が一部屋もない、あっても六畳間一部屋とか。
床の間や違い棚、縁側なんて効率の悪いものはない家も多いらしい。
かくいう我が家にも、畳は一部屋しかない。
床の間も、床柱も、雪見障子もなんにもない。
引っ越すときにこの事実を知って、私は本当に泣きそうになった。
いままでだって別に雪見障子から庭に積もる雪を眺めたことも、床の間に掛け軸を飾ったことも、美しい彫りの欄間を入れたこともないけれど、それでも畳の部屋というのには心の底から愛着があった。
なんにも置いていない和室に大の字に転がって、ただただ昼寝をするのが無精者の私にとっては極楽であった。
だのに畳がたったの一部屋しかないなんて。
けれども私はよいものを発見した。
どうやら私と同じ感覚の人間が少なからずいたようで、最近ではホームセンターで簡易畳を売っている。
あのしっかり硬い枠に張ったのではなくて、ござをちょっと厚くして立派にしたような、マットレス畳みたいなもの。
それを洋間の帖分買ってきて、敷き詰めて畳部屋を作ってしまった。
ホームセンターに売っているくらいのやつだから本式ではないし、ずいぶん張りが甘いし、畳同士の間に隙間もあくけれど、それでもイグサの香りはまさに畳のそれであった。
すっかり嬉しくなってしまって、今ではこれもなかなか、と思っている。
座右の銘は「住めば都」である。

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