心に栄養

芸術アートの特別展。
地元や近場の美術館や博物館などで開催される時は、ひんぱんにテレビのコマーシャルで宣伝されるしお店でもポスターが貼られ、ご自由にお取り下さいというコーナーにチラシが置かれます。

それらを見かけて、もしも興味を持ったとしたら絶対に観に行った方が良いです。
ぜひ展示期間中に予定を合わせて足を運んでみて下さい。

特に一般的・世界的にポピュラーなものや貴重なものは、今を逃すと一生見られないかもしれないわけです。
興味を持ったその瞬間の気持ちを、大切にして欲しいと思います。

きっと何か癒しだったり自分の心の栄養になったりすることでしょう。

美術館などの場所はちょっとした異空間です。
忙しく慌ただしい生活感あふれてゴミゴミとした日常とはかけ離れた空気を感じることができます。
そういった空気に触れて心に栄養を与えてあげて下さい。

きっと元気になれますよ。
というのは白々しいかも知れませんが、美術館に足を運んでもらうには理屈は必要ないのです。
見せたいものがあるから見に来てほしいということだけなんです。

もちろん、お金を払う価値のある美術品を展示できるよう、学芸員は企画を必死に作り実現のために奔走します。
一番の目的は、美術品に関心の無い人がフラッと入場して、満足げな顔をして帰ってもらうことなのです。
良い物は誰が見ても良いと感じるものですよ。

芸術関係の仕事だけど必要に迫られて翻訳など

芸術関係の仕事をしていますが、作品キャプションの英訳・和訳や海外のアーティストとのディスカッションなどが必ず伴ってくるため、必要に迫られて翻訳などをやっています。

海外と日本では社会状況の前提も違うし言葉のニュアンスも完全に一致するものがあるとは限らないので苦労します。
自分の仕事名すら誤解を与えかねず、「あなたはアーティストか」と英語で聞かれたときに躊躇して「I’m studying about arts.」とつい言ってしまったこともありました。
「まだまだ修行中」「勉強中の身です」といったことが言いたかったはずなのになぜかつい「勉強しています」と言い切ってしまい「You are student!」と驚かれてしまいました…。
それでも差支えのない場所と相手だったのでそのままにしてしまいましたが、しかし英語で謙遜すること自体がコミュニケーションとしてよくないので、それをそのまま放置したことは本当に後悔しています。

翻訳・通訳、あるいはその専門業とまでいかなくとも、私のように仕事上自分で翻訳をしなければならないような人には、きちんと自分の専修言語の国の背景も学び、その上で言葉を感じ取ってほしいです。

やはり、国の背景・文化の背景が言葉には出ますし、逆に教科書の逐語訳ではそのあたりは網羅できず、それだけでは完全には分かり合えないコミュニケーションとなってしまいます。
わずかなニュアンスの差が本当に命取りになったり、あるいはジャンプするための踏み台になったりしますので、ぜひ文化ごと学んでください。
その国の名作文学を言語で読むのは必須ですね。
慣用表現などにも慣れないと、いざというときに妙な直訳をして恥をかいてしまいます。