漢字と向き合うことで取得したもの

高校生の頃、必死に勉強していたものがある。
漢字だ。
理由ははっきりしないのだが、とにかく遮二無二がんばっていた。

今でこそ漢検は一般的なものになったが、私が勉強をしていたころは準二級がなく、三級から二級への壁はとてつもなく高かった。
あと2点で不合格になったこともある。

勉強を始めたきっかけは、受験だった。
日本に居るのになぜ英検が受験をする上で重視されるのか、疑問を感じた。
日常生活で必要なのは絶対に漢字。

そう思い、一生懸命勉強した。
学校の先生からは、高校生で二級に合格するのは漢字マニアくらいだよ、と言われた。
晴れてマニアに昇格したときの喜びは忘れられない。

携帯が普及し、漢字を書かなくなった。
しかし、私は漢検二級に合格したという誇りを忘れたくない。

常に分からない漢字を見つけると調べる癖は、高校生の頃から変わっていない。
これからパソコンが手放せない生活は変わることはないだろう。
その中でも私は、漢字と正面から向き合い、日々精進していきたい。

たた最近は、あまりにもひとつの事に傾倒していては、成長が鈍化するのではないかと考えている。
専門バカという言葉があるが、まわりが見えていない状況でスペシャリストを目指すのは、あまりにも視野が狭すぎるというものだろうと思う。

まだまだ若いし、広い見識を持って成長するにはチャンスがたくさんあるはずなので、興味の幅を広げようと思う。

書道家を知る

子供の頃からよく親に文字は人の心を表すと言われました。
その頃にはその言葉がよくわかりませんでした。
実は今でもまだ十分に理解していませんが、少し感じたようです。

顔から人の心が分かるように、文字も同じです。
特に中国のような文明古国で、文字は何千年積みのエッセンスだと思われたから、子供からの培養を重視すべきです。

古代の有名書道家はたくさんいました。
たとえば、欧陽洵、顔真卿、柳公権、王義之など、今でも有名です。

現代人は毛筆を使わなくなったから、ペーンを使う有名な書道家もたくさんいます。
本屋に行くと、書道の臨模する本もあります。
専門的なトレーニングセンターに行かなくても自分で練習してきれいな字を書けそうです。

しかし、一念発起して書道に挑戦。
最初の一筆めの緊張と言ったら、言葉に出来ない程でした。
こんなに緊張したのはいつ以来だろうと、ホントに考え込んだものですが、段々ハマりかけている自分がいます。

週に2日の稽古では、どうしても物足りずに、家事などを素早く終えてから、ひとり静に筆を走らせることが完全に趣味となってしまいました。
近所付き合いの煩わしさも、私の書道好きが講じて無くなりました。

顔を合わせれば書道の話しをしたのが、逆に良かったと思います。
共通の趣味を持った人との交流が増えましたので、ストレスもなく楽しい毎日なのです。

目標はプロの書道家です。

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